美容マーケティングに活用できるWeb美容メディア12選!自社商品を効果的にPRしよう
美容業界において、商品の認知度を高めたり、ブランディングを強化したりするためには効果的なPRが欠かせません。
特に、影響力のあるWeb美容メディアを活用することで、自社商品を多くの潜在顧客に届けるチャンスが広がります。
しかし、数多くの美容メディアが存在するなかで、自社商品に最適な媒体を選ぶのは容易ではありません。
そこでこの記事では、美容マーケティングに効果的なWeb美容メディアを厳選して紹介します。自社商品のPRに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
美容プロモーション・化粧品PRの専門家
マヴェリック編集部
代表 桑原由美子が率いる美容専門のPR会社。1996年の創業からビューティに特化したメディアコミュニケーションを実施。長年のキャリアで築き上げたメディアとの信頼関係を強みとして、WEBを含む美容誌・女性誌へのアプローチを中心に、イベント、インフルエンサーマーケティングなど、常にトレンドや時代のニーズに合わせたPRの戦略と戦術を設計することでブランドや製品の認知度向上に貢献。
美容市場へのアプローチにはWeb美容メディアが効果的
現代では、数多くのユーザーが美容に関する情報をインターネットで検索して収集します。
Web美容メディアは、そのようなユーザーに情報をすばやく、かつ広く提供するプラットフォームとして大きな影響力を持っています。
Web美容メディアを活用するメリットは、以下の通りです。
ターゲット層にピンポイントでアプローチできる
たとえば、リスティング広告やリターゲティング広告、ディスプレイ広告といったWeb広告では「どのような人が」「何のWebサイトを見ているときに」「どんな広告を出稿するか」といった詳細なターゲティングが可能です。
内容に関心を持ってくれる可能性が高い人にピンポイントで狙ってWeb広告を配信し、コスメへの関心が薄い・ない人への無駄打ちを避けられるので、広告費を削減できるでしょう。
また、Web美容メディアに広告を出稿すれば、美容アイテムを知ってもらいたいターゲットに対して、自社の広告をダイレクトに届けやすいです。
そのため、不特定多数の人に対して宣伝するテレビ・ラジオ・新聞などのマス広告よりも効率的に宣伝できます。
最新の情報を発信できる
季節はもちろんのこと、芸能人やファッションなど多種多様な要因が複雑に絡み合うので、化粧品のトレンドは早いものでは数か月という短期間で変化します。
そのため、こうしたコスメの流行の移り変わりを機敏に察知し、ユーザーニーズを先読みしたうえで、美容メディアで最新の情報を発信することが大切です。
SNS・動画・インフルエンサーなどインターネットを媒介して打ち出せる広告を活用すれば、ユーザーに直接アプローチできるので効果的に自社のコスメを宣伝できるでしょう。
また、Web美容メディアでは、動画の視聴回数や広告の表示回数、Webサイトでのコンバージョン率など効果を数値で表せます。
そのため、コスメの最新情報が効率的にユーザーに届いているかをデータ化できる点も、Web美容メディアを利用する大きなメリットです。
さまざまな広告形態から選べる
Web美容メディアでは、タイアップ記事・SNS広告・インフルエンサー・動画などさまざまな広告形態があります。
広告形態が複数存在するので、「とにかく認知度を上げたいから、動画広告やSNS広告に着手しよう」「すでに興味を持ってくれているユーザーに購入して欲しいので、リターゲティング広告を打ち出そう」というように、ユーザー数の多さやユーザーの状況などに応じて適切な種類の広告を使い分けられます。
また、広告費の予算によっても広告形態は選べるので、「予算を多くかけられるから、リスティング広告と動画広告を併用しよう」というマーケティング手法を採用するのも一手です。
美容マーケティングに活用できるWeb美容メディア12選
美容に興味のあるユーザーに向けて展開されている、知名度が高くて影響力のあるWeb美容メディアを12個ご紹介します。
Web美容メディアへの広告出稿をお考えでしたら、ぜひ参考にしてみてください。
1.@cosme(アットコスメ)
@cosmeは日本最大級のコスメや化粧品の総合情報Web美容メディアで、コアユーザーは20〜40代の女性です。
利用者の割合は75.4%が女性、24.6%が男性で、以下で紹介するWeb美容メディアと比べると男性の比率が高いため、男性向けの化粧品のアプローチにも利用しやすいでしょう。
@cosmeはディスプレイ広告に対応していますが、特にライブコマースに力を入れており、配信者は実際に@cosme店舗で働く美容部員です。
売れ筋商品の説明はもちろん、手に取ったときの質感や色味などを分かりやすく解説しています。
ユーザーはライブ配信中に直接コメントで質問でき、美容部員がリアルタイムで回答。
まるでリアル店舗で接客されているかのような感覚になるので、購買意欲が高まりやすいです。
2.LIPS(リップス)
LIPSは@cosmeに追随する日本最大級のコスメ・美容メディアで、10〜30代の女性がユーザー層の中心となっています。
20代が約4割と最も厚い層で、次いで10代が約3割、30代が約2割です。
タイアップ記事の掲載やTikTokの配信を実施していますが、特に専用アプリが充実しています。
ダウンロード数は1,250万という実績があり、商品の検索や通販での購入もできます。
アプリ内のオンラインショップで利用できる割引クーポンを配布しているため、通販サイトの利用率が高いことも特徴です。
また、人気コスメのランキングをチェックできるうえに、商品ごとに「イエベ秋」「ブルベ夏」などおすすめのパーソナルカラーが表示されるので、美容意識の高いユーザーに効果的にアプローチできます。
3.Trill(トリル)
Trillはコスメをはじめ、グルメ・旅行・占い・恋愛など毎日1,000本以上もの幅広いジャンルの記事を配信するWebメディアです。
コアユーザーは20代後半〜40代の女性で、メディア内ではお金や結婚など将来に向けた内容の記事も配信しているので、堅実で真面目な方へ化粧品をアプローチしたい場合におすすめです。
特にインフルエンサーマーケティングに注力していて、2021年9月にインフルエンサー組織の「TRILL mate」を立ち上げました。
審査に合格したインフルエンサーのみが加入でき、高い投稿率と投稿クオリティを実現しています。
会員数は1,600名を突破、総フォロワー数は1,000万を超える急成長を遂げています。
4.C CHANNEL(シーチャンネル)
C CHANNELは女性の利用者数が96.3%を誇る、動画を中心とした美容メディアです。
年齢層は25〜34歳がボリュームゾーンで41.9%で、20〜34歳の女性を指す「F1層」へのアプローチに長けています。
YouTubeやTikTokなどの動画メディアを基盤としており、コンテンツを全て自社制作してInstagramやX(旧Twitter)で配信していることが特徴です。
YouTube動画では新作コスメの紹介を筆頭に、おすすめのヘアアレンジやネイルデザインなど美容系の動画が数多く投稿されています。
また、所属インフルエンサーは10,000人以上おり、投稿率は80%以上と質の高さを誇ります。
5.MERY(メリー)
MERYはユーザー全体の約7割が20〜30代の女性で、Z世代にターゲティングしているWeb美容メディアです。
オウンドメディアではコスメブランドとのタイアップ記事をはじめとして、ライフスタイルやヘアスタイル、ヘルスケアなどのコンテンツを配信。
InstagramやFacebookといったSNSプラットフォームで、全部で11ものアカウントを運営しており、多種多様な方法でユーザーにアプローチできます。
また、ショート動画に強みがあり、TikTokのアカウントフォロワー数は20万人を誇ります。
1,000万回再生された動画を多数有しているため、美容マーケティングのなかでも動画に力を入れたい場合におすすめです。
6.MAQUIA ONLINE(マキアオンライン)
MAQUIA ONLINEは美容情報雑誌「MAQUIA」が運営するWebメディアで、X(旧Twitter)とInstagramではそれぞれ30万人以上のフォロワーを有しています。
利用者のうち25〜44歳の女性が66%を占め、ほかのWeb美容メディアと比べると年齢層が幅広いことが魅力です。
MAQUIA公式インスタライブも配信していて、雑誌の「MAQUIA」でおなじみの美容賢者や人気インフルエンサーを積極的に起用してオリジナルコンテンツを配信しています。
何より有名モデルやタレントが所属していることが強みで、田中みなみさんや小嶋陽菜さん、神崎恵さんといった豪華な顔ぶれがそろっています。
インフルエンサーを活用してマーケティングを行いたいなら、MAQUIA ONLINEが向いているでしょう。
7.美的.com
美的.comは美容情報雑誌「美的」が運営するWebメディアで、読者層は35〜44歳が最多の30.4%、次いで25〜34歳が26.2%です。
働く女性に向けて発行されているので、時短や手軽さをアピールしたいコスメを宣伝したい場合に適しているでしょう。
Web雑誌やWebメディアでの広告出稿はもちろん、タイアップの記事や動画も積極的に制作しているので、多方面からマーケティングできます。
また、InstagramやX(旧Twitter)・YouTubeなど多岐にわたりメディア展開しており、月間総PV数は1,000万以上。
さまざまな媒体でユーザーにアプローチできる点がメリットです。
8.VOCE(ヴォーチェ)
VOCEは「MAQUIA」「美的」と並ぶ3大美容誌の1つであり、かつ創刊が1998年と最も古いことから「美容誌のパイオニア」と評される圧倒的なブランド力がポイント。
読者層の割合は30〜33歳が最多の28.7%、次いで25〜29歳が22.6%です。
Web雑誌とWebメディアでの広告掲載が主流ですが、チャンネル登録者数23万人以上のYouTubeやフォロワー数27万人以上のTikTokといった動画コンテンツでも積極的にコスメをPRしています。
フォロワー数50万人超えのInstagramでは、新作コスメに関する投稿は毎回1,000件前後、多ければ2,000件近く「いいね」がされるので、ユーザーへの訴求力は抜群と言えるでしょう。
9.美人百科.com
美人百科.comは美容をはじめ、ファッション・旅行・エンタメ・恋愛などを取り扱う、女性向けの総合Webメディアです。
読者の平均年齢は28.06歳で、大人カジュアル・フェミニン系のコンテンツを制作しています。
オウンドメディアでのPRに特化していて、タイアップ記事の掲載数が豊富です。
また、公式Instagramアカウントへのオーガニック投稿や、制作したリール動画の掲載にも対応しています。
なお、35歳以上の女性に向けて化粧品を宣伝したい場合は、姉妹サイトの「大人百科web」がおすすめです。
10.4MEEE(フォーミー)
4MEEEは働いている女性向けのトレンドメディアで、読者層は20〜30代の女性が中心です。
Instagram・X(旧Twitter)・FacebookなどのSNSメディアを運営しており、月間での総リーチ数は4,156万、メディアPV数は1,700万、メディアUU数は550万人を記録しています。
記事コンテンツに尽力していて、限定コスメやスキンケアなど美容アイテムの記事を多数掲載しています。
また、トリンドル玲奈さんや宇垣美里さん、堀田茜さんなど有名モデルやタレントへのインタビュー記事を連載した実績があり、広告を出稿すれば多数のPV数獲得が期待できるでしょう。
11.beauty matome(ビューティーまとめ)
beauty matomeはユーザーの9割が女性を占める、アラサー女性向けのWebメディアです。
年齢層で最も多いのは25〜34歳の41%、次いで18〜24歳の27%となっています。
厳選された優良ライターや、編集部でSEO記事コンテンツを積極的に制作しており、月に約300本の新規記事を配信。
月間PV数は1,000万、月間UU数は200万を獲得していて、Trill・ニュースパス・グノシーなど幅広いメディアへ記事を配信しています。
また、タイアップ広告やインフィード広告、バナー広告に対応しており、タイアップ広告はオリジナルでプランニング可能です。
12.EMME(エメ)
EMMEは20〜30代女性に向けて情報を発信している美容メディアで、読者層は25〜34歳が最多の51%、次いで18〜24歳の27%の割合となっています。
Webメディアをはじめ、X(旧Twitter)やYouTubeも運営しているものの、Instagramに特化していることが最大の特徴です。
Instagramでは毎日投稿をしており、フォロワー数が80万人を突破しているので読者にアプローチしやすいです。
おすすめのコスメ情報はもちろん、メイクが上手になる裏技やNGポイントまで網羅していることから、コスメの初心者から上級者まで幅広くPRできるでしょう。
さらに、ヘアケアアイテムや基礎化粧品、洗顔料や香水など掲載する商品のジャンルは多岐にわたります。
そのため、アイシャドウやリップといったメイク用品以外の美容アイテムを宣伝したい場合にもおすすめです。
美容メディアのPR戦略は実績豊富なマヴェリックまで
今回は、美容マーケティングに活用できるWeb美容メディアをたっぷりと紹介しました。
コスメを効果的に宣伝するなら、ターゲット層にダイレクトにアプローチできるWeb美容メディアの活用がおすすめです。最新の情報を素早く届けられるだけでなく、タイアップ記事やSNS広告、動画コンテンツなど、多彩な広告形態から予算や目的に合わせた選択が可能です。
東京・表参道に拠点を構えるマヴェリックでは、美容に特化したプロモーションを展開。
美容誌や女性誌への効果的なアプローチから、インフルエンサーマーケティングまで、業界に精通したノウハウを活かしてお客様をサポートします。
「自社のコスメをもっと多くの人に知ってもらいたい」「PR戦略に悩んでいる」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひご相談ください。20年以上の経験と実績から、ブランドの魅力を最大限に引き出すお手伝いをいたします。